泉北ぐるりんスタンプラリー 21(2)小谷城址

2012年6月3日(日) その1


第21回 泉北ぐるりんウォーキングスタンプラリー

小谷城址コース


3週間ぶりの「泉北ぐるりん」。今月24日までなので、早めに片付けてしまおう。
今日は光明池駅から、美多禰神社、西原公園を経て、堺市で最も古い山城と伝わる小谷城址を巡り、大蓮公園を通って泉ケ丘駅までの9.7kmのコースだ。


(1)光明池駅~美木多


光明池駅のすぐ北側には、新檜尾公園が広がっている。泉北ニュータウンは和泉丘陵を切り拓いて出来上がった町だけど、それぞれの駅の傍に緑豊かな公園が広がっている。泉北ぐるりんウォーキングコースは、こうした公園を上手く繋いで作られているものが多い。




泉北高速の線路を南に渡って、しっかり整備された緑道を歩いてスタンプポイントの美多禰神社に向かう。



美多禰神社でスタンプを押す。
泉北ぐるりんのスタンプはチッチャい。文字ひとつだ。左上から順に読むと、ある言葉が出てくる仕掛けなんだけど、この数年間、この言葉は変わっていないんだよね。

このイマイチのスタンプを押すために、毎年計8回、同じようなコースを何キロも歩いている私も私だけど、泉北高速さん、スタンプも劣化していることだし、そろそろ更新しません?




和田川に沿った美木多の集落は、古くからの家が多い。泉北ニュータウンは、かつて山だったところは削られて新たな宅地になって、その間にあった川沿い・街道沿いの集落が一体化して出来ている。

立派なお宅の雨樋に鯉らしきユニークなオブジェが付けられていた。落ちてくる雨水を滝昇りするのをイメージしているのだろう。



和田川には、亀がたくさん棲息していた。甲羅干しをしているだけでなく、川の中をすいすい泳いでいるものも多数いた。




(2)栂~小谷城址~泉ヶ丘駅



再び線路の北側に渡って、西原公園へ。西松尾池は、樹木が池中から生えている。元々木が生えていたところに水を流し込んで出来た池なのだろうか。




堺名物、という訳ではないが、日本で初めて堺(高石だったかな?)で発見された外来の毒蜘蛛の注意書きが、見られた。




小谷城址。堀や城壁もあるが、子供でも越えられるくらいの小規模なもの。当然、再建されたものだけど、なかなか雰囲気はある。

鎌倉時代からの城郭だそうだが、南朝に味方したり、根来党の拠点になったりしたものだから、よく攻められたに違いない。結局、織田軍に攻められて落城したようだ。




近くにある小谷城郷土館。スタンプポイントになっている。
この建物は、和泉市にある伯太陣屋のものを移設してきたものという。
過去2回、中も見せてもらったので、今日はスタンプを押して、外から眺めただけで次に向かう。




かつての城跡は、隣接する病院の敷地内の小高い丘の上になるようで、ここにも碑が建っている。



泉北ニュータウン開発の際には、須恵器や埴輪がたくさん出土したそうで、大蓮公園には「すえむら史料館」があり、復元された窯もいくつかある。この窯はネコの遊び場になっていた。



泉ヶ丘駅前に到着。40年ほど前にはニュータウンの中核として、未来都市のような感じさえした場所だが、建物などの老朽化が進んできたように思う。



まだ、時間も体力もある。もう1コースやっつけて、久しぶりに「二枚抜き」と行きましょうか。
( ⇒泉北ぐるりんスタンプラリー(3)に続く )


まとめ


歩行距離   9.7km
所要時間   140分 (2時間20分)
歩数      14100歩 (しっかり11000歩)