高槻ええとこクイズラリー(芥川宿)

2012年10月13日(土)-③



大阪の天保山、京都の御池通、と2つのスタンプラリーを制覇して、さらに高槻にやってきた。こちらは、あちこち歩き回って、現地に行かないと解けない問題に挑むクイズラリーだ。

今年で4回目で、毎回、対象になる地域が変わる。去年は富田地区、今年は芥川地区だ。JR高槻駅からスタートして、芥川周辺を歩きまわって12問すべての正解を目指す。



JR高槻駅前の埴輪像が早々と問1のポイントになっている。高槻は、人口も多く、交通の要所で、存在感の高い市なんだけど、名所や名物は何なの?と問われると答に窮する。以前は高山右近だったのが、最近は継体天皇と今城塚古墳が最大のウリになっているように思う。



商店街には、黒御影石の彫刻のうえに据え置かれた、近代的な地蔵がある。問3は、この彫刻の作者を問うものだけど、よほどの専門家でも無ければ現地に行かないと判らないだろう。



西国街道の芥川一里塚。通常一里塚には榎が植えられたというが、ここは榎ではないそうだ。問5は、この木が何かを問うもの。これは難しいぞ。



所々ではあるが、西国街道の宿場の雰囲気が残っているところが見られる。道幅も当時のままではないか、と思われる。



宿場町の入口。道の両側に石垣があり、門扉が設置されていた(たぶん)と思われる形跡も確認できる。もっとも門を閉じても、大人なら攀じ登ることは難しくないようにも思えるが・・・。



聖徳太子像が据えられているという、清福寺太子堂。聖徳太子は、ある職業の神様で、その職業の集団がこのお堂を建立したそうだ。その職業は何か、というのが問11。現地にある説明板に答はあるんだけど、なぜ聖徳太子がその職業の神様なのか、が判らない・・・。




芥川。鯉のぼりの季節には、この堤に1000匹もの鯉のぼりが空を泳ぐ。来年あたり、是非見てみたいものだ。



川の両岸にあるポールの間に、鯉のぼりを吊り下げるためのロープを通すそうだ。



随分道に迷った末に発見した芥川城跡の碑。鎌倉時代に築城されたもので、戦国時代には、細川氏や三好氏のものだったそうだ。川沿いとはいえ、堅城の地とは思えない。芥川宿を睨む城館のようなものだったという。これにて全12問の解答を完了。



お手軽な短距離コースばかりとはいえ、3つのスタンプラリー・クイズラリーを制覇して、結構疲れた。足も痛い。トボトボと阪急高槻駅まで歩く。二枚抜きは、何度かやったけど、三枚抜きは初めて。無茶苦茶な休日の過ごし方とは思うが、この達成感があるから止められない・・・。


まとめ

歩行距離  5kmくらい
所用時間  110分
歩数     8500歩

 

本日3コースの合計

歩行距離  10~11km
所用時間  285分 (4時間45分) 電車での移動時間を除く
歩数     24000歩 (しっかり たったの3500歩)