日向岬~小倉ヶ浜ハイキング (宮崎県)

2013年2月16日(土)



所用で宮崎県日向市へ。3年続けて、この、ひょっとこ踊り発祥の地を訪ねるが、今回初めて少し観光の時間を取ることにした。

しかし、朝7時過ぎに伊丹を飛び立ち、18時45分の飛行機で宮崎空港から帰阪するという強行スケジュール。しかも宮崎空港~日向市駅は、往復3時間近くかかる。日向市滞在可能時間は7時間ほどしかないが、うち3時間ほどを海辺のハイキングに充てることにしよう。



最初の目的地は日向岬。バスも無いので、タクシーで行ける所まで行く。着いたところは、細島漁港を見下ろす馬ヶ背観光案内所。絶好のハイキング日和で、空も海も真っ青だ。



観光案内所からは、遊歩道を行く。 2月とは思えない暖かい日差しと、潮風が心地よく、少々の上り坂も苦にならない。



日本一の柱状岩と言われる「馬ヶ背」の断崖絶壁。地元で入手したパンフレットによれば、福井県の東尋坊を凌ぐ絶景と称している。



日向岬の先端。空も眩しいが、海も眩しい。まさに絶景だ。まだ歩き始めて10分ほどしか経っていないのに、汗ばんできた。2月とは思えない空の色、海の輝きだ。



日向岬の突端から陸側を見ると、リアス式海岸が実感できる。次は、山の上にチョコンと見える細島灯台を目指す。普段見ることのない風景が続き、ウォーキングがとても楽しい。



山を上って灯台に到着。2月というのに、かなり汗が噴き出してきた。思ったよりチッチャイが、山の上にあるため、灯台そのものを高くすることに意味はないのだろう。白い灯台と、青い空とが見事なコントラストを成している。



日向岬から30分ほど西に歩いたところにある「クルスの海」。柱状節理が波により浸食されて出来上がった、美しい十字架状の海面だ。ここで祈りを捧げると、願いが叶うそうだ。



クルスの海を見下ろす場所には、恋人岬のような鐘が設置されている。ここでも、鐘には多数の鍵が括りつけられている。



南国ムード満載。シュロの街路樹が並ぶ道を歩いて行く。関西の街歩きや山歩きでは、お目にかかれない光景だけに、心が弾むし、足取りも軽い。



この地域を代表する海水浴場の「伊勢ヶ浜」にやってきた。全国100選のひとつらしいが、確かに景色も素晴らしく、波もいい感じだ。砂が締まっているので、砂浜にしては歩きやすい。



砂浜についた足跡。う~ん、相変わらずガニ股だ・・・。



伊勢ヶ浜海岸の南側の半島には、かつて日知屋城が築かれていた。三方を海により守られた要害として、戦国時代には、島津氏と大友氏の間で争奪されたという。石碑は赤茶けている。一見、鉄分にようにも見えるけれど。このあたりで鉄鉱石が採れるとは聞いたことはない。



日向のお伊勢様と呼ばれる大御(おおみ)神社。日向灘に面した、この神社の境内には、「さざれ石」群がある。山から運ばれてきた礫・小石が、海岸の泥や砂と一緒に固まったものだそうだ。写真の右側が柱状岩群、左側がさざれ石群だ。



一昨年、この大御神社の境内で発見された「龍神の卵」と呼ばれる巨石。これが、巷ではドラゴンボールと呼ばれているそうで、大御神社も、ドラゴンボール神社と呼ばれているらしい。



小倉ヶ浜有料道路を歩いて、目的地の小倉ヶ浜を目指す。有料道路とはいえ、歩道も完備している。歩行者の通行は無料だ。

 
 
目指す、お倉ヶ浜海浜総合公園まで、もう少しだ。海岸と町の間の分厚い防風林・防潮林の向こうに、全天候型のドーム運動施設が見える。
 



馬ヶ背の観光案内所を出てから、2時間40分で小倉ヶ浜に到着。総合公園の東側の松林を抜けると、そこは、白い砂浜と青い海だ。



広い海岸だ。出発地点の日向岬は、海の向こうに見える陸地の、さらに向こう側になる。このあたりは白い碁石の材料にもなるハマグリが採れることでも知られる。



今日の旅の主目的地、お倉ヶ浜で 3時間半ほど滞在した後、JR日豊本線の財光寺駅へ。とてもリッチ感ある駅名だが、至って質素な造りだ。これでも日豊本線では、数少ない有人駅だ。



財光寺駅から、再び各駅停車で1時間半かけて宮崎空港駅へ。 各停列車とはいえ、正面に太陽マークを付け、赤や緑という南国カラーで塗装されていて、旅情を掻き立てられる。



忙しない旅行ではあったけれど、小倉ヶ浜で仲間達の元気な顔も見ることが出来たし、絶好の晴天のもとで、南国の小ハイキングを楽しむことができた。とても充実した一日だった。

まとめ

歩行距離   約10km
所用時間   160分   (小倉ヶ浜滞在時間を含まず)
歩数      15400歩 (しっかり 13500歩)