長崎市内散策

2013年3月17日(日)



長崎旅行2日め。小高い山の上にあるホテルから、一昨年の旅行では訪問できなかった亀山社中に向けて出発。長崎湾を見下ろしながら、道をどんどん下っていく。



長崎駅方向に向かう階段。山の斜面に発達したこの町には、このような階段が無数に張り巡らされているようだ。いい町なんだけど、到底住めそうな気がしない・・・。



階段ルートを取らず、大幅な遠回りになることは覚悟のうえで、長崎公園に向かう広い道を選ぶ。道路の真ん中に、何本もの巨木が立っている。というより、巨木の両脇に道を作らせていただいて、車が申し訳なく通過させて貰っているという感じだ。



長崎公園の脇を、ウネウネとした下り坂を行く。上るのはご免蒙りたいような坂道だが、下りも結構疲れる。面白い道なのでショートカットする気にならない。



坂を下りたところにある公衆トイレ。ステンドグラスなども嵌め込まれていて、周囲の景観に溶け込んだ、とても趣きのあるトイレだ。



一旦、中島川まで下って、あらためて亀山社中方向に向け、坂を上る。車では行けない。「長崎さるく」というまち歩きコースでも、最も人気の高い場所ではないだろうか。



いや~、しんどい。ここを龍馬の道というらしいが、どこまで階段が続いているのか。



途中、ところどころに「休石」 というベンチがある。座り込みたい気持ちを抑えて、亀山社中は後回しにして、まずは、風頭公園まで上りきってしまおう。



中島川から20分ほど上り続けて、やっと風頭公園の坂本龍馬像までやってきた。二宮金次郎などを例外とすれば、この人ほど、全国各地に銅像がある人物は少ないんじゃないだろうか。高知、長崎、京都、品川、鹿児島、愛媛・・・、他にもいっぱいあると聞く。



龍馬像の脇には、司馬遼太郎の碑。長崎の海がよく見える。



風頭公園から戻って、亀山社中跡の近くにある、「龍馬のぶーつ像」。このブーツに足を入れていい、と聞いていたんだけれど、ノリの良さそうな修学旅行生と思しき若者たちでさえやってなかったので、諦めた。



亀山社中の跡。今は記念館になっている。



聞いてはいたが、思ったより小ぶりな建物だ。日本初の商社(のようなもの)であり、後に海援隊に発展したものだが、大勢の人々が出入りしたにしては、また、そこそこ利益を上げていたにしては、かなり手狭なものだ。偽名である才谷梅太郎での署名や、乙女姉さんへの絵入りの手紙の展示も興味深かったが、龍馬暗殺が、亀山社中設立の僅か2年後でしかないことに気付き、あらためて龍馬の事績の密度の濃さを思い知らされた。



ここから先は、時間の許す範囲で、長崎駅までブラブラ歩きだ。
川面に映った眼鏡橋。いかにもメガネである。



西浜町あたりの道で見つけた、水汲みポンプ。井戸になっているのか、どうかは判らないが、押してみると、しっかりと水が出た。



長崎というだけで、なんだか、見えるものがオシャレに見えてしまう。何気なく道端にある錨のモニュメントなんかも、とても格好いい。



長崎県庁。長崎が世界新三大夜景に決定したとの垂れ幕が目を引く。長崎、モナコ、香港の三都市だそうだが、「新」があるということは「旧」があるということになる。調べてみると、「旧」は、函館、ナポリ、モナコなんだそうだ。日本の夜景専門家(ってなんだ?)へのアンケートの結果で決まった、というが、世界的にどれほど認知されているのだろうか。


出島にやってきた。陸地の形状が変わって、もはや出てもいないし、島でもないが、 川に沿ったカーブが辛うじて出島らしさを感じさせてくれる。



出島の中には、様々な建物が復元されている。幕末浪人風の格好をした係員?が、女子高生達に取り囲まれて大人気だ。



長崎の町にある、街灯や信号機は、何故か先が尖がっている。槍のような形状だ。大村もそうだった。



11時前の空港バスに乗るため、長崎駅に戻って来た。



駅前にある盲導犬の銅像の上に鳩が止まっている。犬とともに、主人の安全を見守っているかのようだ。



以前から気になっていたコンプラ瓶を、バスターミナルの土産物屋で発見。かつて長崎商人が醤油を輸出する際に用いた波佐見焼の陶器だ。しかし前回の訪問に続き、今回も購買は見送ってしまった。何となく欲しいけど、使途が思いつかない・・・。



12時25分発の飛行機で、長崎空港から帰阪。 滑走路の側面の緑地にNAGASAKIの文字が描かれている。



今どき、職場旅行をしているという社内では珍しい部署から、この4月に異動することになった。天気に恵まれた旅ではあったが、センチメンタルな気分はなかなか晴れない・・・。


まとめ

 
歩行距離   7.5km
所用時間   173分 (2時間53分)
歩数      13400歩 (しっかり4500歩)