GeGeGe駅めぐりスタンプラリー(2)

2013年7月14日(日)


千里中央 ~ 天保山


昨日敢え無く、わずか1時間半でギブアップしてしまったGeGeGe(ゲゲゲ)駅めぐりスタンプラリーを終了すべく、出掛ける。千里中央駅で最後のスタンプを押した後、ゴールの天保山に向けて歩く。距離は最短で22kmあるが、今日こそは、ウォーキングスタンプラリーストの意地とプライドにかけて、完歩したいものだ。



千里中央駅から、南に下る。中央環状線を渡る陸橋の金網柵の上に思いっきり手を伸ばして、写真を撮る。適当にシャッターを押した割には、うまく撮れた。



開発が進んで、住宅適地はそれほど残っていないように思っていたが、竹藪を切り拓いて、さらにマンションが建設されている。もともと千里丘陵は、こうした竹藪で覆われていたはずだが、あとどれくらい残っているのだろう。



新御堂筋の1本東の道を歩いていると、吹田市竹見台市民ホールの壁画っを発見。銅版画だろうか。結構すごいもののよう感じるのだが、ネットで調べても何も出てこない・・・。この後も、複雑に市境が入り組んでいる豊中・吹田両市の間を行ったり来たりすることになる。



桃山公園。夏の噴水は、見ているだけで涼しいような気がする。しかし、間違いなく、昨日より気温は低く、歩きやすい。気温よりも、見栄えも気にせず穿いて来た短パンが良かったのかもしれない。



車で走っていると気にならないのだが、千里中央から桃山台、緑地公園と南に行く道は、わずかだが下り道になっているようだ。1時間ほどで緑地公園の近くまでやってきたが、まだまだ元気だ。昨日は1時間も経った頃には、歩くことにウンザリしていた。



緑地公園にやってきた。ここも噴水が涼しげだ。少し遠回りになるが、体調が良いので、久しぶりに緑地公園の中を少し歩いた。



緑地公園から南へ、名も判らない小川に沿って進む。この道が、緑に囲まれたとても気持ちのいい道だ。



それもそのはず、豊能自然歩道の標識がある。豊能自然歩道って、以前から気になっているのだけど、どうも正確なルートが判らない。



2時間余りかけて、神崎川までやってきた。ここから、阪急三国駅に向けて土手を歩く。最近きれいに整備され、真夏にも拘わらず、サイクリングロードやジョギングを楽しんでいる人が多い。



水質はかなり良くなったんだろうが、まだまだゴミの類が多い。草木とゴミが塊になったようなものが、静かに下流に進んでいくが、そのうえにカラスが乗っている。ゴミの塊から餌を啄みながら、流されている。



新幹線の高架の向こうを、数十両を連結した貨物列車が走っている。



十三までやってきた。この辺りで全行程の半分くらいだろうか。着ているTシャツは汗でグッショリ、タオルも汗を含んで濡れ雑巾のようにズッシリ重いが、まだまだ元気だ。



十三大橋。梅田の高層ビル群が見える。こうしてみると、大阪は美しい街だ。



十三大橋を渡って、あみだ池筋を南下するつもりだったのが、淀川に沿って、西進してしまい、鷺洲の団地群にやってきた。以前この付近にあったポンプ場に設置されていたポンプが、団地の一角に保存されている。



野田阪神を通り過ぎる。昨年、福島・野田のお地蔵さんを巡る「ななとこまいり」でお参りしたお地蔵さんに再会した。福島区を過ぎ、此花区に入るあたりから、突然、足が前に出なくなってきた。午後1時も過ぎ、暑さと空腹と疲労の3つが急激に襲ってきたのだ。タオルは絞っても絞っても、すぐ汗でグッショリになる。



此花区の四貫島商店街。笹など、七夕の飾りが未だ残っている。足の裏にマメができているようだ。痛いけれど、治療は完歩して、自宅に帰ってからにしよう。



梅香の交差点で北港通を左折し、国道43号線の高架下を進む。USJに向かうJR桜島線の踏切を渡るが、歩行者・自転車には、踏切の下を潜る地下道が用意されている。疲れが溜まって、この僅かな階段さえ、気が重く感じる。



国道43号線で弁天町に向けて安治川を渡る。いよいよ港区に入ったことになるが、足腰の疲れはピークを迎えた。歩くスピードは遅くなるばかりだ。



安治川の水門の向こうに、阪神高速湾岸線が見える。その向こうに天保山があるはずだ。霞でよく見えないが、観覧車がうっすら見える。



阪神高速16号大阪港線にある、朝潮橋パーキングエリア。車では、良く利用するところだが、地上から見るのは初めてだ。パーキングエリアの下部は、阪神高速の事務所になっているようだ。



阪神高速の天保山ジャンクションの下を通って、いよいよ築港地区に入る。ここまで、一体何本のペットボトルを飲み、いくつのアイスクリームを食べただろうか。



元サントリーミュージアムだったところが、今年は大阪文化館として生まれ変わった。海遊館も大変な混み様で、駐車場に入れない車が、細い道にまで溢れていたが、この大阪文化館で開催中の、「GeGeGe水木しげるの妖怪楽園」も大変な賑わいだ。スタンプラリーの商品は、入場券を買うカウンターで貰えるとのこと。ただでも疲れているのに、長い列に並ばされた。



集めたスタンプは6つ。子泣爺と砂かけ婆が無いのが少し寂しい。



スタンプ6つを集めたご褒美に、缶バッジを3つ貰った。



遠回りをしたため、歩行距離は24kmになっていた。平坦な街歩きとはいえ、夏場には限界に近い距離だ。ヘトヘトになったが、意地で完歩した。


まとめ


歩行距離     24km
所要時間     393分 (6時間33分) 
歩数        39900歩 (しっかり 27100歩)