ミナミあっちこっちラリー

2014年2月9日(日) ②


向日市でのスタンプラリーを終えて、産経新聞が主催している「ミナミあっちこっちラリー」をやっつけるため、難波に移動する。



今年のスタンプポイントは12ヶ所。まずはOCATからスタートだ。去年と比べると、日本橋電気街とか、心斎橋商店街とか、4ヶ所も減っている。売上に貢献しないとか、専従の係員が要るとかの問題もあるのだろうが、直接的な損益でスタンプラリーの効果は図りにくいものだ。



OCATのポンテ広場には舞台が設置されていて、紅白の衣装に身を包んだ若手漫才師が熱演中。その舞台の袖に、スタンプポイントがあった。



OCATからまずは南に向かい、反時計回りでスタンプポイントを回ることにする。難波八坂神社のスタンプ台は、名物、獅子舞台の横に据えられている。2人の係員が獅子に食べられそうなところに座っている。



大相撲春場所などが開催される大阪府立体育館は、命名権売却により、ボディメーカー・コロシアムとなった。なかなか馴染めない。以前、体育館そのものを売却するという行財政改革案もあったが、その後どうなったのだろうか。



なんばパークスの屋上ガーデンも、以前は周囲の景観と合わないような違和感があったのだが、緑も深くなり、すっかり馴染んできた。



なんばCITYで3つめ、道具屋筋で4つめのスタンプをゲット。以前はエンドレスで流れていた道具屋筋のテーマソングが聞こえなくなっていた。結構気に入っていたんだけどねぇ。



グランド花月の前では、新喜劇の小藪千豊と間寛平の人形が人気を博していた。来るたびに新しい人形に出会うように感じる。



ビックカメラ裏の難波センター街で5つめのスタンプを獲得。6つめは法善寺だ。スタンプ台が横に置かれた水掛不動の前には、参拝の順番を待つ長い行列ができていた。以前は、行列ができるようなところではなかったように思う。



法善寺横丁の方は、時間のせいか、あまり人気がない。


道頓堀は相変わらずの人出。カニやらタコやらエビやら、インパクトのあるオブジェを掲げた飲食店が並ぶのは以前からだが、最近土産物屋が増えてきたように思う。他府県や外国からの観光客が増えているのは間違いない。



道頓堀界隈で3つのスタンプをゲット。12ヶ所中9ヶ所を回ってようやく1ビンゴ完成だ。これ以上集めても意味はないのだが、いつものように全スタンプコンプリートをめざし、周防町通へ。ヨーロッパ通りと呼ばれるが、タコ焼き屋やラーメン屋なども多く、あまりヨーロッパっぽくは感じない。



11ヶ所目はアメリカ村。周囲は若者ばかりで、どうも居心地が悪い・・・。



最後のスタンプは、道頓堀川沿いの遊歩道、とんぼりウォークでゲット。



とんぼりウォークを西に向かい、ゴールになっている湊町リバープレイスに向かう。



ゴールポイントでは、昨年同様、くまモンのイベントが開催されているため、大勢の来場者で賑わっている。熊本特産品もかなりの売れ行きだ。くまモン効果は測り知れない。



くまモンの出番までは待てなかったが、各地のゆるキャラが友情出演?している。箕面の「たきのみちゆずる」に会うことができた。大阪では、最も人気の高いゆるキャラのひとつだ。



なにぶん新聞紙が台紙だし、スタンプも色違いとはいえ同じデザインのため、あまり美しい出来上がりではないが昨年に引き続きコンプリート。昨年はゴールポイントで赤色の太マジックでビンゴラインに線を引かれるという暴挙に会ったが、今年は台紙の隅に「済」スタンプを押す方式に変っていた。スタンプラリーストにとっては、嬉しい進歩だ。



で、抽選の結果は「3等賞」。熊本の名所をあしらったビニール袋は、ずっしりと重い。ところが袋から出てきたのは、なぜか清水寺をデザインしたクリアファイルと、「記者たちの関西事件史」という本。定価1200円、とはいえ、スタンプラリーらしからぬ賞品にびっくりだ。主催者の産経新聞社が発行しているもので、在庫処分とも思えるが、結構面白そうな本だ。


まとめ


歩行距離      5~6km
所要時間      95分(1時間35分)
歩数         9800歩