湖西線開通40周年スタンプラリー(雄琴~堅田)

2014年8月12日(火) ②


大津京に「ちはやふるスタンプラリー」に出掛けたついでに、JR湖西線開通40周年記念スタンプラリーもやっつけてしまおう。といっても、スタンプポイントは、大津京、おごと温泉、堅田、近江舞子、近江今津の5駅。全駅を歩きとおすと50km以上になってしまう。取りあえず、今日のところは、南側の3駅の制覇を目指して、まず大津京駅で最初のスタンプをゲット。



近江神宮と、おごと温泉郷で、ちはやふるスタンプラリーをコンプリートした後、おごと温泉駅に向かう。ちはやふるスタンプラリーを山の中腹の旅館で終了したので、アップダウンのきつい坂道を進む羽目になる。JRと並行している湖西道路は大渋滞。夏休みの行楽帰りだろうか。



おごと温泉郷とおごと温泉駅は1kmほども離れている。ここで、湖西線スタンプラリーの2つめのスタンプをゲット。駅前には温泉旅館の送迎バスが何台も待機しているが、温泉街というより、郊外の住宅街の雰囲気だ。



もっとも、温泉街の駅前にありがちな、足湯が設置されている。



おごと温泉駅の周囲は、閑静な住宅街が広がっている。近年開発された街と思われるが、広めの敷地に、個性ある注文住宅が立ち並んでいて、温泉街や風俗街に代表される雄琴とは、全く真逆の雰囲気だ。



3つめのスタンプを目指して、堅田駅に向けて、さらに北に進む。途中、大きく寄り道することになるが、大好きな浮御堂に立ち寄る。かつては立入自由で、人気も少なかった。湖の中に突き出した御堂の縁に座り込むと周囲からも隔離され、琵琶湖を独占する景色が眼前に広がる、贅沢でロマンチックな気分に浸れる場所だった。観光客が増えた今では望むべくもない。



琵琶湖大橋までもう少しだ。4年前、のべ9日間かけて琵琶湖一周(総距離約240km)を歩いて一周して、滋賀県知事から認定証を貰ったが、その当時に比べて明らかに脚力は衰えていることを実感する。週末の度に琵琶湖まで電車で通って都度30kmほど歩いたが、体力的には未だ未だ余裕があったように思う。



堅田は「湖族の郷」を自称している。かつて琵琶湖の水運を牛耳っていた堅田衆を湖族と呼ぶようだが、「湖族」ではなく、「湖賊」が適当とも思うのだが・・・。瀬戸内の村上氏や、志摩の九鬼氏が海賊と呼ばれたようなものではないかと勝手に想像する。



かつて湖族の拠点であった堅田だが、現在の堅田港は小さな桟橋と船溜まりがあるだけの、小ぶりの港だ。



堅田の街中で 、古い石油の宣伝看板を発見。モービル石油のものだ。



ようやく堅田駅に到着。結構汗をかいた。ここで3つめのスタンプをゲット。



最近スタンプラリーが開催された学研都市線や大和路線と同様、JRの駅スタンプがそのまま利用されている。いつでも押印できる常設スタンプではなく、スタンプラリー用の特別なものを用意してもらえれば、一層モチベーションが上がるんだけどねぇ・・・。



堅田駅には、JR湖西線開通40周年のパネルが設置され、古い写真がたくさん紹介されていた。



今日、ゲットしたのは、3つのスタンプのみ。コンプリートのためには、近江今津、近江舞子両駅のスタンプが必要だが、この2駅間の距離は20km以上ある。夏休みの間に歩くかどうか、微妙なところだ。

 

まとめ (大津京~雄琴~堅田)


歩行距離   15kmくらい??
所要時間   5時間40分
歩数      29100歩