風景印スタンプラリー(京都)

2014年8月3日(日) ②



京都で開催されている「るろうに剣心スタンプラリー」に併せて、日本郵便が開催している「ふみふぇすイベント 風景印スタンプラリー」もやっつけてしまおう。ポイントになっている3つの郵便局は、十条~東山~今出川と歩く途中にあるので好都合だ。



旧暦7月(文月)の23(ふみ)日が、ふみの日と制定されているらしく、この時期に併せて全国23ヶ所で開催されているが、「京都での真夏のKYOTOWALKER」といった大層なサブタイトルが付けられている。まずは京都駅前の中央郵便局に立ち寄る。



京都中央郵便局の前にあるポストの上には、編み笠のようなものを持った平安貴族風の人形が設置されているのだが、これって何だろう。きっと京都に所縁のあるキャラクターなんだろうが、一寸法師かなぁ・・・??



入ってみると、郵便局内は土産物屋のように、京都に因んだ絵葉書など、多数の商品が陳列されている。



地域の特色を図柄にした風景印を貰うためには、切手が必要となる。手紙を出す訳でもないのに、切手を使うのには少々抵抗もあるが、スタンプラリー参加費と割り切って、ふみの日の記念切手シートを購入し、そのなかから舞妓さんの風景印に合いそうな切手を選んで台紙に貼り付ける。職員さんは、とても慎重に、切手の縁のギリギリに押印してくれる。



続いては、五条坂にある東山郵便局。民営化となった後も、郵便局って、規模の割に目立たない。銀行やコンビニなどとは異なり、郵便局の看板は、小さ目で、地味だ。そのせいか、かなり近寄らないと、そこが郵便局であることが確認できない。



休日でも窓口が開いている中央郵便局とは異なり、東山郵便局は、ゆうゆう窓口という休日・夜間用の受付で、風景印を申請しなければならない。私書箱やATMが設置された小さな部屋の片隅に隠れるように設けられている窓口でインタホンを押して係員さんを呼び出す。



東山郵便局の風景印は、郵便局からほど近い清水寺だ。切手は夏らしい金魚のデザインのものをチョイスした。



最後のポイントは烏丸三条近くにある中京郵便局。明治初期に建設されたレトロな建物だ。



朝顔をあしらった切手に、郵便局職員さんが、木箱から大事そうに取り出した大ぶりな印鑑を何度も試し押ししていただいたうえで、切手と風景印の双方を損なうことが無いよう、慎重に押印してくれた。スタンプファンにとって、とても嬉しい気遣いだ。



A4版の郵便局の位置を示した台紙の空欄に、3つの切手とスタンプが埋まった。



達成の記念品として、日本郵便のマスコットだろうか、「ぽすくま」なる熊をデザインしたクリアファイルを頂戴した。



裏面もとても賑やかで、可愛い。



世の中に風景印コレクターは多いようだ。あらためて3つの風景印を眺めていると、とても良いデザインだと感心する。この風景印スタンプラリーは、関西では京都以外に、神戸と伊丹でも開催されている。機会があれば、挑戦してみたい。