京の七夕 X 戦国BASARA4スタンプラリー

2014年8月3日(日) ⑥


午前11時に地下鉄十条駅を出発し、京都市内を歩き回って「るろうに剣心スタンプラリー」、「風景印スタンプラリー」、「そうだ京都、行こうスタンプコレクション」、「ポケモンスタンプラリー」、「プリキュアスタンプラリー」の5つを終え、太秦天神川駅で小休憩。

さあ、本日最後のスタンプラリーは、夜に開催される「京の七夕」と「戦国BASARA」がタイアップしたもの。疲れは相当溜まっているが、太秦天神川から「京の七夕」の会場になっている二条城に向かって再び歩き始める。



太秦天神川駅に近い山ノ内浄水場が大幅に規模縮小となり、広大な跡地の活用が、長らく京都市の懸案になっていたが、その大半は京都学園大学のキャンパスになることが決まった。駅付近には、京都市営地下鉄利用促進キャラクターの「太秦萌」と、京都学園大学の公式キャラクターの「太秦その」が並んだ大きな看板が掲げられている。



「太秦萌」は、もともとイマイチ萌えないと言われた不人気キャラクターだったのが、徐々に進化して、最近は多くのファンに支持されているらしい。「太秦その」は京都学園大学が山ノ内にキャンパスを新設するにあたって、太秦萌の従妹という設定で登場したそうだ。「太秦その」の白衣姿からは、何となく小保方さんを思い浮かべてしまう。



御池通に面して、本願寺角坊(すみのぼう)がある。西本願寺ではここを親鸞聖人入滅の地としている。ところが東本願寺は、親鸞聖人は現在の京都市役所近くの柳馬場御池あたりで往生されたとしているそうだ。東西本願寺の関係は、なかなかに複雑だ。



西大路から西小路にかけて、御池通の南北両側に、島津製作所の本社をや工場が建ち並んでいる。島津町とでも名付けたい地域だ。



JR二条駅。かつては、平安御殿風の木造建築だった駅舎も、山陰線の高架に伴い、現代風の意匠が施され生まれ変わった。



二条駅周辺で、京の七夕のライトアップが行われる19時まで夕食休憩。その後、最初のスタンプポイントの地下鉄二条城駅に向かうはずが、勘違いして隣の二条駅の構内を探し回るという失態を犯してしまう。二条城駅に設置されたキャラクターは剣豪将軍として有名な足利義輝。スタンプは足利の引両紋だ。



猛暑と降雨という悪条件にもかかわらず、二条城に向かって、地下鉄やバスから、凄まじい数の人が押し寄せている。しかもこのイベント期間、二条城入場は無料。押し合い、圧し合いしながら、狭い通路を進む。



城内には、様々なデザインの明かりが飾られているが、人の多さで、写真一枚撮るのも一苦労だ。



二の丸御殿では、最近流行りのプロジェクトマッピングが行われていた。



大勢の人混みと揺れる傘の隙間から、何回もシャッターを押したが、ロクなものは撮れなかった。頻繁に映像が出たり消えたりするので、シャッターチャンスが掴めない。



真っ暗な城内を、一方通行に従って、前の人たちに付いて歩いていくだけ。御殿の中も見せてもらえるのかと思っていたが、結局外を歩いただけ。しかも、城内にあるはずの、2つめのスタンプポイントが見つからない。あまりの人の多さに探し回ることもできない。



あまりの人混みで、堀川通を渡るにも、信号4~5回は見送らないと勧めない。このような状況では、たとえスタンプポイントが見つかっても、長蛇の列を成していることは確実。混雑・猛暑・降雨・泥濘・疲労・・・、と、これでもかというほどに、悪条件が重なり、二条城から堀川会場に向かう途中で敢え無く戦線離脱。



スタンプラリーに使用されている武将は、真田幸村、徳川家康、伊達政宗、織田信長、前田慶次、石田三成、足利義輝、長曽我部元親の7人。アニメを知らない者にとっては、とても奇妙な組合せだ。ゲットできたのは丸に二つ引きの足利紋のみ・・・。トホホである。



京の七夕は、堀川会場と鴨川会場の2ヶ所で開催されているが、鴨川会場も似たようなものなんだろう。猛暑の中の祇園祭や五山の送り火の大混雑は身に染みていたが、新参イベントがこれほどの人を集めるとは想像もしていなかった。おそらく二度と訪れることはないだろう。