昭和ヒーロー大会スタンプラリー(新世界)

2014年11月30日(日)  ③


新世界で「おもろいもん満祭スタンプラリー」に取り組んでいたところ、全く別のスタンプラリーも同時に開催されていることを発見。「純喫茶な新世界」とタイトルされた8ページの冊子のなかに、「新世界昭和ヒーロー大会スタンプラリー」の台紙が挟みこまれている。主旨がよく判らんのだが、ついでにやっつけてしまおう。



新世界って、串カツ屋や立ち飲み屋などばかりが目立っているが、良く見ると純喫茶も多い。冊子には十数点の純喫茶が紹介されているが、どれも昭和時代には標準的だった古いタイプの喫茶店だ。どうやら、このイベントは昭和の喫茶店と、昭和のヒーローを引っかけたものらしい。



最初のスタンプポイントはジャンジャン横丁。観光地化して、女性や観光客が激増している新世界だが、立ち飲み屋が建ち並ぶジャンジャン横丁は昔の新世界のイメージを色濃く残している。



飲み屋に挟まれるように、ジャンジャン横丁の名所とも言える将棋センター(将棋道場?)がある。昔NHK朝の連ドラでマナだったか、カナだったかが通っていたところだ。向かいの壁には、この地の英雄、坂田三吉七段が、ライバル関根八段を投了に追い込んだ局面を再現した大盤が掲示されている。坂田三吉が有名な「銀が泣いている」という言葉を残した一局のようだ。



都市型温浴施設の奔りとも言えるスパワールド。これもまた昭和の産物で、長らく利用したことはないが、結構賑わっているようだ。



新世界ヒーロー大会、なるものが開催されているようだ。内容は歌謡ショーとプロレス大会。



スパワールドの入口前が昭和ヒーロー大会の会場になっている。ちょうど演歌ショーの真最中で、派手な服の男性歌手が熱唱していたが、その舞台はプロレスのリングになっていた。



プロレスリングの裏側には、偶然か必然かは判らないが、キン肉マンの等身大フィギアが設置されている。階段の上に立っているのは悪魔超人アシュラマンだ。



で、階段の下には、キン肉マンやテリーマンが、アシュラマンに背を向けて立っている。この配置では、キン肉マンがアシュラマンの配下として、通天閣に戦いを挑んでいるように見える。



ザ・昭和、といった感じの新世界市場。今どき、万国旗を縦横に張り巡らせた商店街など、そうそうあるものではない。商店街入口では、けん玉ショーなどが開催されていた。



ジャンジャン横丁、スパワールド、新世界市場の昭和感溢れる3ヶ所でスタンプをゲット。「昭和村」の文字が現れて、これにてコンプリートとなる。



スタンプコンプリートの記念品は、キン肉マンのクリアホルダーと、昔の市電のペーパークラフト。

 
 
久しぶりの1日3スタンプラリー。そこそこ疲れたけれど、狭いエリアをウロウロしていたので、実はあまり歩いていない・・・。
 
 


なにわで和歌山 おもろいもん満祭スタンプラリー(新世界)

2014年11月30日(日)  ②


谷町線スタンプラリーを終え、天王寺公園を通り抜けて、新世界にやってきた。「なにわで和歌山」おもろいもん満祭スタンプラリーなるものが開催中なのだ。どうして、新世界で和歌山県商工会連合会が主催してキャンペーンを打っているのかがよく判らないのだが、あまり気にせず参加することにしよう。



スタンプポイントは、新世界エリアの串カツ屋さんを中心に8ヶ所。串カツ屋と和歌山の繋がりが思い浮かばない。スタンプ台紙にも何の説明もない・・・。



店で食事をしなくとも、店頭にスタンプ台が置かれているので、店の人に気兼ねなく押印させてもらえる。店頭に売上には直接つながらないスタンプ台をさりげなく置いているスタンプラリーって、あまり無いものだ。 でも町の活性化のためには、遠回りのようでもこれが近道だと思う。



串カツ屋さん以外のスタンプポイントもある。昭和の雰囲気が色濃く残る新世界市場だ。



そして、通天閣本通りにある、キン肉マン関連グッズを取り扱っているお店もスタンプポイントになっている。



さらに、どういう訳なのか、遠く離れた南海なんば駅もスタンプポイントになっているのだけれど、再びゴールの通天閣に戻って来なければならないため、さすがに歩いていく気にならない。坂田三吉の王将碑の横から、ゴールのある通天閣に入る。



通天閣展望台に上るためには、一旦地下に下りて、エレベータに登る仕組みになっている。今日も40分待ちと、相変わらず人気は高いようだ。展望台に行かなくとも、地下には、チキンラーメンショップやグリコショップなど、大阪らしさを楽しむことができる。



なんば駅のスタンプは無いものの、5ビンゴ達成。通天閣地下の和歌山県特産品コーナーでガラガラ抽選をさせてもらう。末等はミカン一個なんだけど、なんと、バカでかいミカンの缶詰など、特産品1000円詰め合わせセットという小当たりをゲットした。



驚くことに、新世界では、さらに別のスタンプラリーが同時開催されていた。(③に続く)


第2回谷町線スタンプラリー(天王寺動物園 祝100周年)

2014年11月30日(日)  ①


つい半年ほど前に、スタンプラリーをやっていたばかりの大阪市営地下鉄谷町線が、天王寺動物園の100周年とタイアップして、第2回目が始まっている。といっても、開催期間は昨日・今日の僅か2日間だけしかない。



ルールは至って簡単。天王寺駅を含む谷町線2駅のスタンプと、動物園でスタンプを押せば良いだけ。谷町六丁目駅の駅長室で台紙をゲットし、最初のスタンプをゲット。紫色がイメージカラーとなっている谷町線の地下鉄に乗り込み、天王寺に向かう。



以前から少し気になっているんだけど、谷町線天王寺駅って、なんだか張り切っているんだよねぇ。今日、スタンプを押すために訪れた駅長室の前には、地下鉄ではあまり見かけない顔出しパネルが設置されていた。



スタンプコーナーなんかも駅長室の外に設置されている。通常、地下鉄の駅スタンプは駅長室内に置かれているけど、扉を開けると、係の方が「何かご用でしょうか?」と駆けつけてくる。素晴らしいサービスだとは思うけど、スタンプを押したいだけの時は少し気恥ずかしいものだ。



天王寺動物園のゲート。う~ん、覚悟はしていたけど、動物園のスタンプは、有料ゾーンの中にあるらしい。



ここまで来たなら、仕方ない。この後、新世界に行くためには、動物園を通り抜けるのが近道でもあるため、久々の天王寺動物園に入場する。




駅スタンプは、長年の酷使のためか傷みが激しく、スタンプコンプリートの満足感はちょっと低めだが、シマウマの絵葉書と、谷町線の缶バッジを記念品で頂戴する。



おそらく10年以上ぶりに虎を見る。他の動物達とは、威圧感が違う・・・。



谷町筋から天王寺公園を通って、新世界に通り抜ける。この後、新世界で2つのスタンプラリーが待ち受けているのだ・・・。 (②③に続く)


 



東海道ウォークみちくさコンパス(湖南)

2014年11月23日(日)



旧東海道を舞台にしたスタンプラリーが滋賀県湖南市で開催されるとのニュースを目にしたが、さっぱり中身が判らない。イベント専用のフェースブックにも、県の観光情報のHPにも、地図の掲載さえ無く、一体どこを何km歩くのか不明。それに「みちくさコンパス」って何なんだろう?



しかし、地元での盛り上がり感と、スタンプ台紙が木製の通行手形になっているというユニークさに曳きつけられて、大阪から片道1490円もの電車賃を投じて、草津線の三雲駅までやってきた。駅前に設置された受付で参加費500円を支払って、いざスタートする。



平坦な旧東海道のブラブラ歩きのつもりで三雲駅に着いたのが12時半。ところが受付で貰った地図を見ると、スタンプポイントは29もある。山の上にも設置されているぞ。全部回るとなると20km以上歩かなければならない。もっとも標識が多数掲げられていて、迷うことはなさそうだ。



最初のスタートポイント「天保義民の碑」に到着。過酷な検地に対して庄屋達を中心に命懸けで反抗した結果、検地は取りやめになったものの、一揆に加わった大勢の人が拷問死、獄死に至ったそうだ。相当大規模な一揆で、湖南地域には関連する史跡がいくつもあるらしい。幕府の権威失墜にも少なからず影響したはずだ。



天保義民の碑がある高台から下りてきて、さあ、いよいよ東海道ウォークの始まりだ。この付近の旧街道は、すぐ近くに国道1号線が並行して走っているせいか、車の通行量も少ない。瓦葺の低層日本家屋が建ちならび、古い常夜燈がある。なかなか風情がある。



限られた時間で、街道筋を中心に石部まで歩くか、それとも、三雲地区にある山手のスタンプポイントも制覇していくかを悩んでいたところ、街道沿いに万里小路藤房の碑を発見。平重盛、楠木正成と並んで日本三忠臣に数えられる人の墓所が山手の妙感寺にあることを知る。それにしても微妙大師とは、ビミョーな諡号だ。



街道筋から片道1.8kmの道を上って、妙感寺に到着。建武の親政の大立役者でありながら、諫言に耳を傾けない後醍醐天皇に失望して隠遁した万里小路藤房の終焉の地と伝わる。本堂の横にある紅葉が美しく色づいている。信楽に近いせいか、大きな狸の焼物も見える。



1.8kmを戻り、再び東海道へ。失礼ながら片田舎にしては、力の入ったイベントで、みちくさコンパスと書かれた幟が随所に掲げられている。人口の割に動員数も多く、スタンプポイントには揃いのジャンパーを来た係員が3人以上配置されている。学生ボランティアも大勢見られる。



先日の山背古道ウォーキングでも、いくつか目にしたが、この辺りにも天井川が多い。この大沙川隧道は日本最古の石造道路トンネルなんだそうだ。こんなトンネルの上を川が流れているなんて、天井川が形成される理屈は判っていても、とても不思議な気持ちがする。



随所に「おもてなし処」が設けられていて、飲食が提供される。参加費と引き換えに貰った金券を使って、唐辛子を練り込んだ「弥平うどん」なるものを戴く。程よい辛さが、汗をかいた体に染み入る。



大沙川の隧道の上には、弘法杉と呼ばれる立派な古木がある。樹齢は何と750年とのことだ。



どうしたことか、ほとんど水が流れていない大沙川に沿って、再び山に向かう。目指すは1.5km先にある三雲城址だ。とっても美しくてカッコいい名前にも惹かれるが、猿飛佐助の出身地との説があることも興味深い。



ひたすら山道を上り続けること20分余りで、ようやく城跡の入口にやってきた。六角氏の詰めの城だったことからか、六角氏の四つ目紋の旗が随所に見られる。スタンプ押印の際、記念すべき200人目です、と言われた。



城址の石段を登っていくと、先日登った湖南アルプス・金勝山と同様に、巨岩が多い山城であることが判る。特に山頂付近の八丈岩と名付けられた巨岩は、東海道を見下ろす崖の上に微妙なバランスで立っている。



標高約300mの三雲城址から見下ろす、東海道。山の麓の街並みが旧東海道。その向こう側の街並みは、現在の国道1号線に沿ってできた新市街地だ。



東海道をひたすら歩くだけなら、石部駅まで8kmほどの平地ウォーキングなんだけど、山への寄り道ばかりしていて、時間の余裕が無い。ゴールをコース中ほどの甲西駅と定め、可能な限りのスタンプポイントを回る。小さな石仏がビッシリと並ぶ観音寺に立ち寄る。スタンプだけ押してサッサと次に向かいたいが、係員の人たちが熱心に勧めてくれるので境内を見て歩く。



なんとも不思議な植栽だ。頭の部分だけを残して、キノコのような形になっている。



再び天井川のトンネル。由良谷川がこの上を流れているはずだ。そう考えるだけで、とても涼しく感じる。この辺りで、「東海道ウルトラマラニック」のゼッケンを付けた3人組を追い抜く。本来はかなりの強者達と見えるものの、異様に疲れているように見受けられる。



ウルトラマラニック3人組は、デブの中年ウォーカーに抜かれたことに発奮してか、猛烈に追い上げてくる。先行すること、わずか1分ほどで、逃げるように、東海道を離れて、天保一揆のリーダーのひとり、針の文五郎の碑に向かう。帰宅後調べると、桑名から大津まで110kmを36時間以内に歩くという、とんでもないイベントに参加している人たちだと知る。



北島酒造。勧められるがままに、他ではあまり見られない、ドロリとした濁り酒と、甘い香りのする柘榴酒を試飲させてもらう。他にも何種類もの酒の試飲が用意されていたが、ほどほどにしておく。



甲西駅に近い浄休寺。ここでタイムアップだ。ここから先が、スタンプポイントの密度が高いんだけど、仕方ない・・・。スタンプポイントを歩いて全制覇するためには、朝9時か10時頃にはスタートしなければならないようだ。



木製の通行手形風のスタンプ台紙(台板とでも呼ぶべきかも)には、計15個のスタンプ。辛うじて過半数のスタンプをゲットした。東海道を象ったと思われる破線に沿ってスタンプを押してくれたが、これ以上のスタンプはどこに押してくれるのだろうか。



色々なものを頂戴した。北島酒造の日本酒、お猪口、金券で買ったケーキ、草津線複線化推進を呼び掛けるクリアホルダーなどなど・・・。



甲西駅。単線のため、ホームは一つしかないが、駅舎も用地も複線化の準備は整っているようだ。



東海道を真っ直ぐ歩くと思ってやってきたが、結局寄り道ばかり。妙感寺や三雲城跡には、送迎サービスの車がピストン運転していたが、全て無視。やはり歩かないとねぇ。



町の人々総掛かりで、長い時間をかけて準備をしてくれたことが良く判る。スタンプラリーも自由度が高く、通行手形風のスタンプ台紙や耐水紙に描かれた地図もお洒落だ。景色も史跡も満喫できた。ボランティアの方々のホスピタリティも抜群。とても良いイベントだった。

あとは、遠隔地の人を呼びこむためのPR(コース、訪問する史跡、展示しているアートなどネットでの紹介)に工夫を加えてもらえれば、もっと大勢の人たちが訪れるはずだ。


まとめ


歩行距離   13.9km
所要時間   210分 (3時間30分)
歩数      21500歩