クイズde梅ウォーク(神戸岡本)

2016年2月11日(祝) ②


神戸市長田区での高取山登山を終えた後、東灘区の岡本にやってきた。クイズde梅ウォークとか、石畳スタンプラリーといった毎年恒例のイベントが開催されている。3年ぶりの参加になる。



梅は岡本、桜は吉野・・・、と唄われるほど、岡本は名だたる梅の名所だったらしい。かつての梅林は今や高級住宅街になってしまったが、それでも、岡本梅林公園と保久良梅林が保存されている。



駅から歩きだして間もなく、イノシシ注意の看板が多数見られる。3年前より看板の数は何倍にも増えているように感じる。どうやら住宅街のど真ん中までイノシシはやってくるようだ。



岡本梅林公園。3年前には2月下旬にやってきたのだが、ほとんど梅は開花していなかったように記憶している。今年は暖冬のせいか、2月前半というのに、早くも見頃を迎えている。



鹿児島紅梅という種類の梅らしい。深みのある赤色だ。



こちらはピンク色の花弁が可愛い道知辺(みちしるべ)という名の梅だ。



一番のお気に入りは、この玉牡丹という八重咲の白梅。桜と見間違うばかりのモコモコ感で、花径は3~4cmにもなるらしい。



こちらは枝垂れ梅。



阪急阪神のサイトでは、梅林デジタルスタンプラリーが開催されている。指定の梅林に行ってチェックインすると、ポイントが稼げる仕組みだ。



岡本梅林公園で梅を満喫し、保久良山に登っていく。本日2回目の登山だが、晴天ということもあって足取りは軽い。



山中では、クイズラリーのようなものが行われているようで、ところどころにクイズの札がぶら下げられている。



これはクロスワードパズルだろうか。子供向けイベントのようだが楽しそうだ。できれば参加したいものだ。



岡本梅林公園より200m近く高いはずだが、保久良山の梅も綺麗に咲き始いている。



クイズde梅ウォークのクイズになっている保久良山の巨岩。



保久良神社。海運・交通の神様だ。



それもそのはず、神社の鳥居の向こうには、神戸港が広がっている。航海の無事を祈る神社として相応しい立地だ。



鳥居の横には、保久良神社の祭神、椎根津彦命の銅像がある。亀に乗った姿は滑稽でもあるが、これぞ神武東征の海路を先導したお姿だ。



椎根津彦命が青亀(おうぎ)に乗って上陸した場所ということが、現在の東灘区の青木(おうぎ)の地名の由来になっているらしい。青木の街は鳥居の真正面にある。



高取山同様、この山にも多くの人が早朝登山するようだ。



岡本の街に戻ってきた。 石畳が美しい。神戸の中でも、ちょっと特別感のある街並みだ。



マンホールや下水蓋も、岡本オリジナルになっている。



せっかくなので石畳スタンプラリーにも参加。パンや飲料を買って、岡本商店街の3つの店でスタンプを集めた。



歩行距離は4km弱。高取山登山での8kmと併せて12kmのウォーキングで本日は終了。