箕面の滝~五月山 ハイキング

2016年4月10日(日)


箕面の大滝を巡った後、五月山を抜けて阪急池田駅まで歩くため阪急箕面駅にやってきた。朝9時まで待って、観光案内所で地図を入手しようとしたが、適当な地図が無い。箕面・池田両市が発行するハイキングマップのいずれにも市境付近の記載は乏しい。まあ、なんとかなるだろう、ということで、「滝の道ゆずるくん」に見送られて、箕面駅前を出発する。



箕面川に沿った、いわゆる「滝道」は、とても整備された遊歩道。登りの勾配も緩やかで、約3kmほど先にある大滝に向かって快調に歩を進めていく。



滝道から少し外れた高台に、野口英世の銅像がある。米国で世界的な医学者となった野口英世が帰国した際、老いた母親を連れて箕面に観光にやってきたのだが、感動的なのは、野口英世が母親に構いっきりで、箕面の料亭で最高の芸を披露するものの完全に無視された当時の関西ナンバー1芸者が、逆に感動してこの銅像の建立したということだ。



箕面といえば「猿」、というのは以前の話で、今や猿を観光地から離れた山林に戻す取り組みが行われている。猿に餌をあげると、なんと罰金1万円を科せられるらしい。



アートなのか、いたずらなのか、滝道の手摺りに、落花した椿の花が、丁寧にひとつずつ並べられている。



紅葉がビッシリ群生していて、箕面川を覆いつくさんばかりだ。秋の紅葉シーズンともなれば、凄い景色になるだろう。



箕面名物のもみじの天ぷらを商う店が、箕面駅から大滝までの間にいくつも並んでいる。子供の頃は何故だか、とても美味しく感じたのだが、何年か前にこの辺りにハイキング来た際に、久しぶりに食べてみると、ちっとも美味しく感じなかった。味付けが変わったのか、飽食のせいで味覚が変化したのか・・・、おそらく後者なんだろう。



箕面の滝。五月山に向かうには、遠回りで寄り道でしかないのだが、この辺りまで来て、滝を見ない訳にはいかない。



箕面の滝でUターンして、石子詰なるところまで戻る。ここから五月山に向けて山登りモードにギアチェンジだ。適当な地図が無く、心配していたが、ありがたいことに、しっかりとした表示がある。



冬の間、ほとんど山歩きはしていなかったので、延々とした上り坂が堪える。すぐに息があがってしまい、給水と休憩を繰り返す。



ゼンマイの新芽がたくさん観察できた。



ひたすら上り続けていたが、道を外れて箕面山の山頂に立ち寄る。随分登ったように思っていたのだが、標高はたったの355m。ショックだ、しかしおそらくは、ここが五月山に取りつく前の最高峰に違いない。



と思ったら、さらに登りは続き、三国岳(三国峠)へ。それでも標高395m。体力の消耗度合からすれば500m以上は登っているように思うのだが・・・。体がかなり鈍っているようだ。



三国峠を超えると、雑木林から杉林へと風景が一変する。


 

地道のハイキングルートを歩き続けたかったのだが、訳あって車が走る舗装道に出てきた。五月山ドライブウェイだ。



先月、五月山にあるゴルフコースでプレイした際、当日プレイした全員が自動的に参加するゴルフ場主催のコンペで優勝してしまった。大したスコアでもなかったのだが、ダブルぺリア方式のハンディキャップが見事にハマった結果だ。郵送されてきた賞品が、ゴルフ場内の売店の5000円の商品券。ということで、ハイキングの途中にゴルフ場に立ち寄ることにする。



本来ならブレザー着用で入場しなければならないゴルフ場に、ハイキング姿で入り込むのは、少々気が引ける。 もっとも、今日はポロシャツ、ベスト、キャップというゴルフをプレイする雰囲気のスタイルでやってきたので、咎められることもなく、クラブハウス内の売店で5000円分のゴルフボールを無事ゲットできた。



五月山にはゴルフ場も複数あるが、霊園も多い。五月山霊園に向かうつもりが、途中五月山緑地霊園なるものが現れて、間違った道を随分進むようなロスをしてしまいながら、目印となる大阪府の防災無線塔までやってきた。



五月山の標高は315m。頂上には、日の丸展望台が設置されている。



日の丸展望台からの眺望。ガスっていて、あまり見通しは効かないが、晴れていれば池田の市街地ばかりか、大阪市内まで見通せるはずだ。



山頂付近の霊園管理事務所の脇に、五月山100回登山のスタンプ台がある。飽きっぽい性格だけに、毎回、様々なコースを設定しながら、スタンプラリーなどで自分自身のモチベーションを上げつつ毎週のハイキングを辛うじて続けているだけに、同じ山に100回も登るというのは、とても過酷なことのように思える。



まあ、せっかくなので、五月山の登山スタンプを、観光案内所で貰った地図に押印しておく。4月10日の日付印だ。紫色のスタンプは、箕面駅で押印した阪急のまち歩き用の駅スタンプ。ガイドブック形式のスタンプ帳は、1000円近くもするので、挑戦する気になれない・・・。



霊園エリアを通り過ぎ、ようやく地道のハイキングコースに復帰。五月山には、様々なハイキングルートが設定されているが、混雑してそうな、五月山動物園方面への道を避けて歩いていく。



名前にひきつけられて「ひょうたん島コース」で下山。大きな池と瓢箪型の島が出現するのを想像していたが、そんなものに出会うことなく、コースは終了する。どうやら道中にあった、コンモリとした小山が瓢箪状になっていたようだ。



池田城。小ぶりの復元天守だが、庭も美しく、なかなか雰囲気があることは知っているが、今日は素通り。スマホの電源が切れかかっているのだ。急いでゴールの池田駅を目指す。



本日の歩行軌跡。ゴールの池田駅の1kmほど手前で、スマホの電源が切れて、コース追跡も終了している。おそらく池田駅まで計17kmほど歩いたのではないかと思う。