【当選】3社沿線クイズ&スタンプラリー(沿線散歩2015)

2016年6月29日(水)


昨年の11月から今年1月にかけて10コースを制覇した、近鉄・阪神・山陽3社沿線クイズ&スタンプラリー(沿線散歩2015)の完歩賞に当選した。賞品は「スルッとKANSAI」1000円分。もっとも10コース制覇に要した電車賃には遠く及ばない。

毎年のように参加しているものだが、経験的な当選確率は80%くらいと異常に高い。一体どれくらいの数の人が参加しているのか、逆に不安になってしまう。



3社共催でありながら、コース作成などで近鉄の力が入っていないことが不満だったのだが、今日の賞品は近鉄から送られてきた。これまでは阪神と山陽が、すべての事務手続きを分担していたように見えたのだが。近鉄がやる気を出してくれるのなら、このイベントもさらに盛り上がるはずだ。

播磨アルプス縦走

2016年6月26日(日)


先週、小野アルプスを縦走したものの、紅山の岩稜で足の竦む思いをして、二度とこんなトコには来ないと思ったが、播磨アルプスってのもあるよ、と知人に教えられ、懲りることなく今週も岩稜トレッキングに出掛ける。JR山陽線曽根駅から、まずは中所登山口を目指す。暑くなるのは覚悟のうえだが、これでもかとばかりに水分を3リットルもリュックに詰め込んで出発する。



で、中所登山口を探すのに一苦労し、さらに恐らく道を間違えて藪を掻き分け太平山へ。そこから岩稜地帯を登ったり、下りたり。特に傾斜40度くらいとも思われる百間岩なる岩稜に散々苦労し、鷹巣山、高御位山を経て、今度は急な下りの岩稜の尾根道をへっぴり腰で下りて、小高御位山、北山奥山と通って、米相場の旗振り山を経て辻登山口に下山。JR宝殿駅まで歩いて帰宅。


当然、写真も沢山撮ったのだけど、なんと、辻登山口に下りる直前にあった、羽柴秀吉が志方城攻めの際に座っていたという太閤石に腰を掛けたところ、ズボンのお尻のポケットに入れてあったスマホが鈍い音を立てて割れてしまった・・・・。大ショックだ。



自宅に帰って、画像のダウンロードだけでもできないかと試してみたが、緑色の画面のまま、何の反応もしない・・・。ドコモショップに行けばデータだけでも取り出せるんだろうか・・・。難しそうだなぁ・・・。

おそらく12~13kmくらい、暑いなかを岩山を登ったり下りたり苦労して6時間たっぷり歩いたし、いい感じの写真も撮ったつもりなんだけど、何の記録も残らないとは、返す返すも無念だ。




小野アルプス縦走

2016年6月18日(土)


先日の六甲縦走で須磨アルプスを歩いたばかりだが、日本一低いアルプスと称している小野アルプスに挑戦する。ハイキングマップの表紙には、とんでもない岩稜を登る写真が掲載されている。ホントにこんなトコ登れるのかぁ?とも思うが、たくさんの人が登っているようだし、標高は200mも無い低山ばかりだし、まぁ何とかなるさ、と呑気に出発。



神戸電鉄の市場駅にやってきた。電車の本数が少なく、随分時間が掛かったが、さぁ、出発とマップを見ると、なんと最寄駅はJR加古川線の市場駅だった・・・。いきなり15分ほども余計に歩く破目になってしまう。



気を取り直して、JR市場駅方面に向かう。このあたりまで来ても、加古川の水量はとても多い。それにしても、未だ11時頃というのに、既に30度は超えているんじゃなかろうか。日差しの強さは真夏並みだ。



30分ほど歩いて、白雲谷温泉「ゆぴか」にやってきた。事前に調べた限りでは、電車で来る人より、ここまで車で来て登山する人が圧倒的に多いようだ。暑さに備えて、ここで念のためペットボトルを4本も購入。一気に荷物は重くなるが、この先どこで給水ポイントがあるか判らない。



ゆぴかの裏手から、まずは高山(127m)に登る。整備されたハイキング道に気を良くし、快調に歩を進める。



高山の山頂には10分ほどで到着。この後、ハイライトの紅山まで合計8つの山頂を制覇していかなければならないが、この調子なら、どうってこともなさそうだ。



アジサイが咲く道を進む。それにしても暑い・・・。水分がいくらあっても足らない感じだ。



どうやら高山は前座だったようで、高山を下った日光峠が小野アルプス縦走路の入口になっている。



だんだん、道が怪しくなってきた。笹や蔦が生い茂り、路面が見えない。先週六甲縦走で、おそらく毛虫にやられて、右腕が真っ赤に腫れ上がり、猛烈な痒みに苦しんだのに、今日もまた小野アルプスを舐めて、半袖でやってきてしまった。



高山(127m)、前山(135m)、愛宕山(154m)、安場山(156m)と、登っては下りる、を繰り返し、4つの山頂を制覇。さすがに徐々に疲れてきたぞ。



小野アルプス縦走の東コースを踏破し、アザメ峠を過ぎ、中コースに突入すると、坂がさらに急になってきた。大嫌いな丸太階段を歩く足取りは重い。



総山(168m)の山頂まで登り、また下りて、アンテナ山(171m)の山頂まで登ってきた。写真の右に見えるのが総山だ。ここで大事件が発生。なんとトレッキングシューズの靴底部が剥がれて爪先部が口を開けている。手元にあった紐などで応急処置をするが、長持ちするはずもない。



で、ここから再び下り、次に向かうのが、小野富士と呼ばれる惣山(198m)だ。アルプスの中に富士山があるというのも、おかしな具合だ。富士山ほど形がいい山とは思わないが、小野市の最高峰になるらしい。



惣山山頂。かなりバテてきた。2リットル持ってきた水分も1.5リットル以上は飲んでしまった。ここから急坂を下れば、紅山への近道なのだけど、靴の爪先部がますます剥がれ、相当おっかない。1kmほどは遠回りになるが、安全そうな展望デッキルートから下る。



紅山の全景が見えてきた。この後、左斜面(南斜面)の岩肌をよじ登るのか・・・。見たところ40度、いや所によっては50度ほどの斜面に見える。



惣山を一旦下山して、気持ちのいい林道を、ホントにあの斜面から紅山に登るのか躊躇しながら進む。初心者や高齢者は、あの斜面とは逆側の北側からも登ることがお勧めらしい。58歳って高齢者になるのだろうか・・・。毎週のように歩いているが、古傷を持つ足腰の強さは初心者の域をさほど出ていないようにも思う・・・。



迷いを持ちながら、紅山の斜面の下まで来てしまった。そそり立つような岩稜に足が竦む思いがするが、ままよとばかりに、山頂に向かって岩場を登っていく。



遠望で確認していたとはいえ、斜面の角度はドンドン急になっていく。幸い岩は固く崩れることもなさそうだし、グリップが効きやすいのだが、靴底に不安があるだけに、相当怖い。途中から二本足で歩くことは困難となり、四つん這いになりながら、安全そうな道を探して登っていく。



後ろを振り返ると、さらにヤバい。見事な一枚岩だ、と感心している場合ではない。高所恐怖症でないはずだが、ゾクゾクしてくる。足を滑らせたら一巻の終わりだ。えらいトコに来てしまった、と後悔するが、ここまで来ると最早頂上まで登り切るしかない。



紅山(182m)を制覇。達成感も喜びも無い。無事頂上まで辿りつけたことの安堵感があるばかりだ。燃え尽きてしまった・・・。この山は危なすぎる。もう二度と来ない・・・。



達者な人は、あの斜面を駆け降りるらしいが、到底無理だ。斜面とは逆の北側か下山していく。相当な急坂で、斜面を回避して、この坂から紅山に登るのもかなり大変そうだ。



紅山の頂上で水を飲み切ってしまった。この後、どこで水分補給できるのだろうか。紅山の岩稜斜面登攀で肉体的ばかりか精神的なダメージも食らったうえに、水分の不安も重なってきた。山道にひっそり咲いた百合の花が、少しばかりだが心に安らぎを与えてくれた。



紅山を下りきったところに、歩いてきた小野アルプス表銀座山道のイラストがある。表銀座があるということは裏銀座もあるということだろうか。



紅山は下山したが、ここから駅までが遠い。冬には無数の鴨がやってくる鴨池の近くまで来て、ようやくペットボトルにありつく。鴨池の向こうは、名門小野カントリー。いつかプレイをしてみたいところだ。



JR加古川線の小野町駅に到着。覚悟していたとはいえ、30分以上の待ち時間。駅前の自販機でさらに1本ペットボトルを飲み干す。



トレッキングシューズの爪先部は崩壊寸前。良くもってくれた。あの紅山の斜面でも、最後の力を振り絞るかのように、岩盤に食らい付いてくれた。長年世話になったが、もはや延命は難しそうだ。



本日の歩行記録。13.5kmとなっているが、ハイキングマップによれば、「ゆぴか」から紅山下山までだけでも14km近くあることになっている。これに、神鉄市場駅~ゆぴか間、紅山登山口~小野町駅の5kmが加わって、計19km歩いたことになるはずなんだが・・・。最近、このアプリが疑わしく感じられる。



標高グラフ。やけにツンツン尖ったグラフになっている。最後の棘のような軌跡が紅山だ。

 
 
いやぁ、手強かった。というより、怖かった。湖南アルプスの金勝山や、須磨アルプスの馬の背なんかとは比べものにならない。低山アルプス恐るべし。
 


六甲全山縦走その3(六甲記念碑台~宝塚)

2016年6月12日(日)


昨日、鵯越から菊水山、鍋蓋山、摩耶山を経由して六甲山記念碑台まで歩いた「へっぽこ六甲全山縦走」。2日連続で疲れはあるが、宝塚までの道をコンプリートを目指すが、14時過ぎには雨が降り出すとのこと。そこで、できるだけ早朝にスタートすべく、神戸市バス、六甲ケーブル、六甲山上バスを乗り継いで、8時20分に記念碑台バス停に降り立つ。



険しい登りは昨日までに歩き終えている。宝塚まで20kmほどはあるものの、下り中心なので5時間余りでゴールできるのでは、と楽観的に考えて出発する。まずは神戸ゴルフコースの真ん中を突っ切る道を、気分良く歩いていく。



もっとも、昨日の疲れは残っていて、この程度の丸太階段でさえ、足腰は軽くは動かない。



ほぼ無人の早朝のガーデンテラスを抜け、無線塔群を横目に見ながら、六甲全縦の標識に従って地道に入っていく。



当然のことながら、自動車が走る道を歩くのが最も楽なんだけど、縦走ルートにはほとんど舗装道路は組み込まれていない。舗装道と何度も交差しながら、わざわざ左右の山を経由する。鬱陶しいことこの上ないが、こうしないと六甲縦走ルートを歩いたことにならない。



あろうことか、T字路で道を間違ってしまう。六甲山頂上がどんどん離れていくことに気付き、慌ててUターンする。よくまあ気付いたものだ。



全縦ルートを少し離れて、折角なので六甲山最高峰にやってきた。標高931mとはいえ、今日は800m地点からのスタートなので、ここまで歩いた標高差は僅かでしかない。



朝方通過した六甲山上ガーデンテラスの電波塔群が随分遠くに見える。この距離を1時間も掛からず歩けてきたことに我がことながら驚く。



さほど空腹でもないのに、山頂付近の一軒茶屋でカレーを食べてしまう。大して美味いとも思わないし安くもないのだが、「六甲山頂=一軒茶屋のカレー」が方程式化している。この後を考えて自販機で飲料を補給するが、どうしたことか3台もあるのに品ぞろえに偏りが激しい。



さあ、ここから未知のゾーンに突入する。宝塚まで13.5kmとあるが、足腰の調子もまずまず。心配なのは雨だけだ。(と、この時点では舐めていた)



山道の一部が崩落しているためトンネルを通れとのこと。トンネルの上の山を越すのに比べて、かなりエネルギーをセーブできることに喜ぶべきかもしれないが、本来の六甲全縦ルートから外れてしまい、とても残念だ。



再び山道へ。宝塚まで12km、とのボロボロの看板がある。神戸市から芦屋市をかすめて西宮市と行政区分が変わったせいか、六甲全縦の標識が少なく、また貧粗なものになってきたように感じるのは気のせいだろうか・・・。



のんびりと山を下っていくと思いきや、かなり手強い下り坂が続く。道がえぐれて、ズルズルと滑りやすい。かと思いきや、登りもあったりして、手元の高度計ではいつまでも標高700m台を切ることがない。



六甲縦「走」というだけに当然ともいえるが、この道を驚くようなスピードで走る人が多い。想像するに、柔らかい土にも関わらず、通行量が過負荷となっているのではなかろうか。えぐれが酷すぎて、ロープを使ったり、尻持ちをつきながらずり落ちたり、下りというのに、時間と体力の消耗が大きい。



ひとつひとつ山を制覇していった西六甲と異なり、ここでは山の頂上は経由しない。それどころか分岐もほとんどなく、地名もなく、眺望も開けない道が続く。天狗道とか稲妻坂といった名前もない道を、ただひたすら進んでいくため、気分にメリハリをつけることが難しい。案内標識も、ずっと「太平山・宝塚」のままだ。



地滑り後に植樹したと思われる針葉樹林が広がる。途中で崩落のための迂回個所もあったが、このあたりは岩稜の露出が少なく、軟弱な土が表面を覆っているようだ。



途中の数少ないチェックポイントとなっていた地名(水無山、船坂峠、太平山など)も、路上に表示が無いため、通り過ぎたのか、まだ先なのか判らない。どこをどう歩いているのか、宝塚まであと何キロなのかも判らず歩いていく。どうせこの道を進むしかないので、地図も見ないし、携帯のGPSで調べることも億劫だ。



道は相変わらずデコボコで、登ったり下ったり・・・。総合すれば平坦ということになるようで、標高はごく僅かずつしか下がっていかない。



東六甲縦走ルートで初めて自らの場所が特定できたのは、塩尾寺の前。ここまで何の標識も建物も見当たらなかった・・・。既に宝塚まで残り3kmほどの地点だ。



ここに来るまで、気にするほどでもない小雨が降ったり止んだりしていたが、そこそこの降りとなってきた。携帯で調べると宝塚を含む広い地域が雨雲に覆われている。う~ん、天気予報より1時間ほど早いが、文句は言えない・・・。



どうせ大した雨にはならないと、カッパも傘も持ってこなかったのが少し悔やまれる。宝塚の町までの道を雨に濡れながら進むしかない。急な下りが延々と続き、膝や足首に半端ない負担を感じる。



東六甲縦走路のゴール間近になって、はじめて眺望が開けた。宝塚の町を見下ろすことができる。もっとも、まだ、あの川まで延々と下らなければならないと思うと、ウンザリする。



宝塚の市街地に入り、六甲縦走の標識が見当たらなくなる。どこかで見落として違う道に入り込んで、二度と標識に出会わなくなったのかもしれない。かなり遠回りしているようだが、延々とした下りが続くことには変わりない。



長~い階段の脇には、休憩用と思しきベンチが所々に設置されている。ベンチの土台の傾き加減で、この坂のキツさが窺い知れる。



雨足が少しずつ強まるなか、ようやくJR・阪急両線の宝塚駅までやってきた。



ゴールして携帯をチェックすると、わずか2km半ほどで歩行記録がストップしている。GPSの電波が途切れたのか、何かの操作ミスがあったのかは不明だが、たまにこのようなことが起こる。今日のような頑張った日に発生すると、ショックは大きい。



昨日の疲れも残っていたし、雨のせいもあったのだろうが、想像していた以上にシンドイ道だった。最終日は退屈な道が続いたが、衰えた体力で、よく3日で六甲全山を歩きとおしたとの達成感は小さいものではない。