UMAをさがせ!スタンプラリー(西宮)

 2016年8月21日(日) ①



西宮市の観光協会が主催している「町じゅうににげだした ナゾのいきものUMA(ユーマ)をさがせ‼スタンプラリー。どうして西宮がUMAなのか、とも思うが、こういう訳の判らないイベントは逆に行きたくなってしまう。



折しも高校野球の決勝戦が行われるその日に甲子園駅に降り立つ。試合開始までには未だ4時間以上あるというのに、大勢の人が球場に列をなしている。



町中が高校野球一色に染まっているような雰囲気の中で、駅近くにある観光案内所に立ち寄り、UMAスタンプラリーの台紙をゲットする。市内のおよそ20ヶ所にUMAが逃げ出した、ということで、それを捕まえに行く(スタンプを押しに行く)ということらしい。




甲子園球場ばかりでなく、周辺道路には、駐車場の呼び込みやら、飲食店の立て看板などが多く見られ、何万もの人がやってくるこの日のビジネスチャンスを活かそうとしている。



5匹のUMAを捕獲すればよいようだが、まずは甲子園駅からさほど遠くもない、ララポート甲子園にある旭屋書店に向かう。



スタンプラリーが始まって1ヶ月も経つだけに、スタンプ台は試し押しでかなり汚れていた。スタンプインクもかなり消耗していたが、無事最初のUMA、チュパカブラをゲット。どうやら南米に棲息すると言われる吸血動物らしい。



続いては、西宮市の鳴尾図書館へ。以前も西宮のスタンプラリーで訪問したことがあるところだ。ここで捕獲したUMAはネッシー。馴染みのあるUMAだと、何だかうれしい。



甲子園球場の外野席側をぐるりと回るように、次なるスタンプポイント、甲子園素盞嗚神社に向かう。バックスクリーンには、熱戦を控えて高校野球おなじみの旗が立ち並んでいる。



素盞嗚神社のUMAはオオカミ男。これもメジャーだ。もっとタイガースグッズがテンコ盛りの野球一色の神社という印象があったが、社務所に並んでいる御守りや絵馬は、思っていたほど野球色が濃くはない。



もっとも境内には、星野仙一が揮毫した野球関連のモニュメントなども見られる。甲子園決勝まで未だ時間もあるので、野球観戦前に訪れるひとも多いのではと思ったが、境内は閑散としている。野球観戦も体力が要るだけに、ここまで歩いてくるエネルギーさえ惜しいのかもしれない。



甲子園エリアを離れ、北へ北へと、阪急西宮駅方面を目指して歩いていく。ただ暑いだけで、何も写真に撮りたいものも出てこないので、道の写真でもアップしておく。



陸橋でJRを超える。以前、武庫川線廃線跡を探訪した際に通った道だと気付く。あらためて見ると、JRの4本の鉄道の右側に、かつて武庫川線が走っていたと思われるスペースがあることが判る。



阪急西宮ガーデンズ。西宮北口とは真逆の東側から入構するのは初めてだ。空調のよく聞いたショッピングモールは、真夏のウォーキングのオアシスのようなものだ。



5Fにあるスタジモにしのみや。かつて阪急ブレーブスの本拠地、西宮球場があったころの町の風景がジオラマとなっている。ここではヒバゴンのスタンプをゲット。広島県の山奥にいるとの話題が盛り上がったのは、もう何十年も前のこと。このところ噂をトンと聞かない。



5つ目のスタンプを北口図書館でゲット。オウルマンというUMAスタンプだ。イギリスからやってきたフクロウ男だ。



市内にUMAはまだまだ沢山いるようだが、スタンプ欄も一杯になったことだし、広い西宮市内のアチコチに隠れているようなので、これにて終了。阪急西宮北口駅構内にある西宮のPRブース「にしのみ屋」に向かう。



5つスタンプを揃えて貰えるのはUMAカード。オジサンがUMAカードを貰いに行くのも恥ずかしいし、実のところ要らね~、とも思うが、まあ記念だし、ちょっと興味もあったりもして、カードを1枚貰う。カードのリクエストを受け付けてくれたので、躊躇なくネッシーを選択する。




約7km、2時間程度のウォーキングとはいえ、十分に疲れた。とはいえ、まだ正午前。もうちょっと頑張ってみよう。ということで、思い出したのが、2回にわたるチャレンジにも関わらず、全制覇が未だに成っていない、アニメ忍たま乱太郎に因んだ尼崎地名スタンプラリー。2週連続になるが、もう一度行ってみよう。(②に続く)