尼崎地名スタンプラリー(4回目)

2016年8月27日(土) ①

もはや意地という他は無い。尼崎市市政100周年を記念して開催されている「忍たま乱太郎」に因んだ地名を巡るスタンプラリー。3週連続の4回目の挑戦になる。既に50km近く歩いているというのに、休業日にぶつかるなどで唯一食満の豆腐屋さんのスタンプがゲットできていない。今日はこれまで降り立ったことのない、阪急伊丹線の稲野駅からスタートだ。



よく見ると稲野駅って伊丹市にある。全く土地勘の無いところだけに、スマホのナビアプリに頼り切って歩く。普通なら入り込まない食品工場の間をすり抜けるような道が最短ルートだと案内してくれる。



JRの猪名寺駅。目的地の食満は、阪急なら、園田、塚口、稲野の3駅から等距離だが、よく考えるとJRにより近い駅があった。



先週は、熱い日射しを遮ってくれる山陽新幹線の高架に随分助けられた。今日は、どういう訳か、さほど暑くない。有り難いことだが、逆に何だか気持ち悪い。



ナビに導かれて見知らぬ道を歩いているうちに、既に4回目の訪問となる食満の豆腐屋さんの手前にあるセブンイレブンが突如現れた。さあ、今日はどうだろうか。



お~っ。開店しているではないか。せっかくなので、お店で、寄せ豆腐とおからを購入する。気さくな女将さんが応対してくれる。この店のスタンプで11ヶ所を全制覇だと言うと、一緒に喜んでくれてオレンジジュースをプレゼントしてくれた。



このチッチャなスタンプひとつを押すために、どれほど苦労したことか。もっとも笑顔の素敵な女将さんに、そんなことを言えるはずもないが、最後のスタンプをいつもよりしっかりと押す。



ついに11個のスタンプをコンプリート。名刺大という、スタンプラリーの世界では最小サイズとも思える台紙に、小ぶりのネーム印ほどのスタンプが並んだだけのものだが、このために50kmも歩いた自分を褒めてやりたいような、呆れてしまうような・・・。



近くのスーパーで、ネギトロ巻きと、お茶を買い、川の土手で昼食。ネギトロ巻きを選んだのは、豆腐を食べるための醤油とワザビが付いているからだ。食満豆腐おおもとで購入した、寄せ豆腐とおから、実に美味い。食後には女将さんに貰ったオレンジジュースで、大満足の昼食だった。



この後、豊中、吹田と歩いていったのだが、それは別の投稿(②)とする。夕方、JR尼崎駅の観光案内所に立ち寄り、達成記念のトートバッグとクリアファイルを頂戴する。



(②に続く)