長田~新開地(3社沿線スタンプラリー⑦)

2017年2月11日(祝) ②


耐寒高取山スタンプテーリングを無事完歩したが、続いて、近鉄・阪神・山陽3社沿線スタンプラリーのなかから、西代から新開地に向けて歩くコースをやっつけることにする。



高取山スタンプテーリングのゴール長田区役所から、新たなスタート地点の西代駅まで、さきほど登った高取山を右手に見ながら、およそ一駅分歩いて戻る。



ぶらぶら歩いて、山陽電車の西代駅に到着。向こう側には、山陽電車の本社ビルが建っている。



西代駅から鉄人広場までは、つい先ほど歩いた高取山スタンプテーリングの道程を逆行する。スタンプ押印で大渋滞していたシューズプラザも日常の風景に戻っている。



鉄人広場も、スタンプテーリングの受付台やテント、参加者を整理する柵も取り払われている。



ここからは長田の商店街のアーケードを歩いていく。震災復興でいずれの商店街も随分道幅も広くなり、建物も立派になったが、さほど人通りが多いとは思えないが、10年ほど前からは、鉄人28号からの横山光輝繋がりで三國志で盛り上げている。大正筋商店街には等身大と言われる関羽像がある。


三國志ガーデン。魏、呉、蜀(外れかかっているが)の旗に加え、漢の旗もある。長田のイベントや装飾は、前王朝の漢も、三国と並列になっていることが多い。



商店街の空き店舗を転用したような、三國志の展示も多く見られる。正面の像は、葭萌関の戦いでの、張飛と馬超だ。



別の店舗跡には、四頭立ての馬車に乗る曹操の像がある。



さらに別の店の前には、横山光輝の漫画をそのまま3D化したような関羽の像があったりする。



駒ヶ林駅前には、周瑜の像がある。どういう訳か、三國志とは関係のない、阿波の狸の5体の石像などもあったりする。



およそ三國志とは繋がりようもないと思える作業服の店の壁には、諸葛孔明が大きく描かれている。



三國志ファンにはたまらない商店街が続くが、ここを訪れる度に違和感を覚えるのは、「なりきり三國志」という立て看板。地元の有志?が、三國志の登場人物に扮した写真が、なんとも滑稽というか、不似合いというか・・・。



長田区の商店街巡りを終え、工場地帯へ。川崎重工の大きなビルの前には、かつて東海道を疾駆していた0系新幹線と、特急こだまの車体が飾られている。



この辺りは、川崎重工の車両工場が広がっている。何本もの線路が工場内に引かれ、何台もの新型車両が製作され、今にも任地に向かって出発しそうに見える。



兵庫運河を渡る。向こう側には、朝夕の通勤用にのみ運行されているJR和田岬線の鉄橋が見える。



ノエビアスタジアム神戸。裏側と正面側とでは、随分雰囲気が異なる。



ここから先は、平清盛ゆかりの兵庫津。何度も歩いた定番のウォーキングコースだ。薬仙寺には、後白河法皇が閉じこめられた萱の御所の碑があるが、三間四方と伝承されているのに、ここの御所跡は二間四方くらいしか無いように見える。



兵庫運河に架かる橋には、源平合戦絵巻のレリーフがいくつも掲げられている。



清盛塚。平清盛の墓との説もあったようだが、その後の調査で、墓ではなく、供養塔なんだそうだ。



兵庫津の道には、古い倉庫らしい建物と壁一面を利用して、この地の歴史や名所旧跡が、可愛いイラストで紹介されている。



兵庫大仏。ここにも平清盛塚があるが、一体どこが清盛の本当のお墓なのかは、よく判っていないらしい。



神戸八宮のひとつ、七宮神社。地名としては三宮が圧倒的に知られているが、七宮も大きくてややこしい交差点として有名だ。



ゴールは新開地。シルクハットを被ったチャップリンが隠し絵のようになっているゲートをくぐって、新開地駅でゴール。



本日の歩行軌跡。高取山スタンプテーリングと3社沿線スタンプラリーを合わせて、役18km。予想していたより気温は高かったのは有難かったが、まあまあ疲れた。



3社沿線スタンプラリーもこれで9コース完歩。残すはあと1コース。